借金問題のご相談のことなら
いくつかある債務整理方法ですが、状況によって利用できる方法が変わってきます。
自己破産は、返済が滞り、他の債務整理では問題を解決し切れなく、過去7年以内に免責となっていない方が可能です。
ですが、ギャンブルなど私的な理由での浪費や自己破産を見込んでいるにも関わらず多額の借り入れを行った場合は免責が認められませんので、注意が必要です。
特定調停は、借金返済が困難で、支払い不能な状態であったり、減額が適用されれば、残りの債務を返済していける額という方が対象です。
任意整理は、適用後に減額された債務を3年程度での完済が見込めて、収入を継続して得られる場合に可能です。
また、任意整理をした際に、現在の金利を利息制限法で引直計算をすると超過していた場合、過払い請求を行えます。
民事再生は、債務が5000万円以下で、今後支払い不能になるおそれがあり、借金を減額すれば3年程度で分割返済していけるとされる方が利用できます。
これら債務整理は債務者のためにある法律ですが、手続きは容易なものではなく、専門知識がないと難しいのがほとんどですので、実際に手続きをお考えの方は、専門家の方に依頼するといいでしょう。
